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TOP>資格試験勉強法~精神論(7.恐怖の0時間)

恐怖の0時間

重要性 ★★★★★(高) 実践難易度 ★★☆☆☆(易)

恐怖の0時間 0時間の恐怖ということでお話させていただきます。

好調な時もあれば不調の時もありますよね。

仮に皆さんの今日1日の勉強予定時間が8時間だったとします。そして今週の勉強トータル予定時間が6日×8時間+2時間=50時間に設定したとします。 (1日だけはどうしても2時間しか勉強できないという仮定)。

ある日、少しさぼり虫が登場してしまい、1日まったく勉強しなかったとします。
この8時間を取り戻すのに、どれだけの時間がかかると思いますか? 

単純に残りの5日間で1.5時間ずつ勉強時間を積み増しすれば
5日×1.5時間/日=7.5時間となり、ほぼ遅れを取り戻せることになります。

しかし、この計算には大きな落とし穴があるのです。

よく考えてみてくださいね。

もともとの予定の8時間/日に1.5時間を積み増しするということは、1日に9.5時間も 勉強しなければいけないことになります。

そもそも計画段階で何故8時間/日と設定したのかを考えてみてください。これぐらいだったら集中して勉強をこなせていけるだろうと考えたからですよね。

それを9.5時間/日に勉強することは困難なんです。しかも9.5時間/日を 5日間も連続でやり続けるのは、本当に厳しい話なのです。

もし、やり遂げたとしても、集中力はイマイチ、しかも疲れもたまり翌週以降に 影響がでてしまうのです。

と、いうことで妥当な線で考えると1日15分積み増しがいいところです。 ということは8時間の遅れを取り戻すためには、32日間かかってしまうということになります。

これが0時間の恐怖です。

0時間という勉強時間は、それを取り戻すのに思っている以上の時間と労力が必要なのです。

もし、これが2日間続いたとします。とんでもないことになりますよね。 32日間×2倍=64日間2日間まるまるサボッた代償は、約2か月分の遅れになってしまいます。

本当に恐ろしい話です。

ですから、日々少ない時間であっても、集中できる時間をみつけて継続的に勉強することが大事になるのです!

ピンときづらい部分もあるとは思いますが、0時間の恐怖にならないように日々精進してくださいね。

ps ただ、あらかじめ計画的に休息を入れている、あるいは風邪で寝込んでしまった、 というのはこの議論に当てはめないでくださいね。
この議論は、あくまでサボってしまった場合のお話です!ご注意を!

◆ 要点整理 ◆

□ 遅れた時間を取り戻すのは、かなりの時間を要する
□ 仮に遅れを1週間で取り戻せたとして翌週に疲れが残る
□ コツコツと勉強することの大切さを痛感すべき